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Quigui Journal - 2026.07.20

Quigui Journal - 2026.07.20

2026.07.20

- 当たり前のようで当たり前じゃない -

quiguiというアトリエ(兼ギャラリー 兼自宅)で過ごすようになって、
少しずつルーティーンが出来てきました。

毎朝、起きたらなによりもまず、猫たちのゴハンを準備すること。
(強めの要求で起こされますが、それがまた至福です。笑)
寝ぼけた足取りで、ベッドルームからゴハンまでのルートが違うことに慣れました。

玄関先に置いている鉢植えにお水をあげること。
玄関の窓とキッチンの窓を開けること。
大きな窓の遮光カーテンを開けること。
身支度を終えたら、コップ1杯のお水にお礼を言って飲むこと。
珈琲を淹れること。

そんな時間から1日がスタートします。

日中は企画を考える日もあれば、
実際にカタチにしてみるために縫製する時もあったり、お取引先にメールを打つのを考えながらやったり、事務所と電話でやりとりしたり、たまにお客様がいらしたり。
遊べー 膝に乗せてー と鳴く猫たちにかまうことも常々。

ルーティーンのようで、少しずつ違っていたとしても、その小さな違いがなんだか新鮮で、
改めて「これってありがたいことなんだなあ」と思ったりしています。

今年は体調を崩すことが多いのですが、
少し回復すると「身体を起こせるって実はすごいことなんだなあ」とか、
「無意識に下を向いたり左右に振り向けるってすごいことだなあ」とか。
(これはめまいの時に絶対ムリなので。笑)
「食欲があるってありがたい」とか、
「なにかに夢中になれるような体調って当たり前じゃないんだ」とか。

引っ越すまでは車での移動が長年普通過ぎる日々で、ココに来て約1年、車のない生活をしていてそれなりに馴染んでいましたが、
車を使えるようになったら、
重い荷物も運べたり、ハーブや花の苗を買いに遠くのホームセンターへ行けて、その恩恵にありがたやー涙と、感謝の気持ちがしみじみと溢れてきたり。
(おかげで20年以上乗っている車を改めて大事にしたいと思ったり。)

料理しようと、なにげに何を食べるか同居人に聞いたら、冷蔵庫の中を調べたりスマホでレシピチェックしたかと思うと作ってくれて、それが自然な流れなことなのがありがたかったり。

猫たちがココにいてくれることが、ただただありがたかったり。

まだまだ 新たな感情を味わえるんだなあと思っているところ。

どこか遠くへ出かけるとかじゃなく、毎日のことで似たような日々は、慣れていくほうが安心感は増しますが、ささやかでもこうやって新しい気持ちになれることもすごく楽しい。
そしてまた「楽しい」を選択しようと思えます。

そんな7月です。


atelier quigui
saraxjiji designer Hiromi Noda

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